発達障害とイジメ・パワハラ:「空気を読む」ことについて

発達障害の子どもさんがイジメられることや、大人の発達障害の人がパワハラを受けることは大変多く、嘆かわしいことです。 発達障害にもいろいろあるので一概には言えませんが、中でも自閉症スペクトラム、広汎性発達障害、アスペルガー […]

躁うつ病(双極性感情障害)と共感・創造力:「一流の狂気」とは

躁うつ病(双極性障害、双極性感情障害)の人の中には一般よりも優れた能力を持つ人が比較的たくさんいて、中には天才的なレベルにまで達している人もいます。それは、私もこれまでの臨床経験で実感しています。 しかし、躁うつ病はもち […]

痛み治療、サインバルタ・リリカの乱用

アメリカにおける医療用麻薬の処方問題 先日、アメリカのトランプ大統領が、アメリカにおける鎮痛剤の乱用による薬物中毒の拡大を「国家的不名誉」と呼び、「公衆衛生の緊急事態」だと宣言したそうです。これは、本来は癌など痛みの治療 […]

懺悔(ざんげ)強迫・加害恐怖と強迫性障害(強迫神経症)

懺悔強迫と呼ばれる症状があります。自分が他人を傷つけるかもしれない(例えば「駅のホームで前に立つ人を突き落としてしまう」「抱いている赤ちゃんを床に落としちゃう」「痴漢をしてしまう」)という強迫観念(加害恐怖)に悩んでいる […]

精神科薬物依存について

睡眠薬や抗不安薬を一度飲み始めると「止められない」「癖になる」「依存する」「薬漬けになる」と恐れる人がたくさんいます。精神科や心療内科で治療は受けたいけれど、薬による治療は避けたい、という人が多くいます。 そのように、向 […]

躁うつ病(双極性感情障害)と中学生、「オモテ」と「ウラ」

小学校への入学が、ADHDなどの発達障害の子どもたちが不適応になる機会になることについては、以前にお話ししました。 今回は中学生時代についてのお話です。 中学校への入学は、躁うつ病(双極性感情障害)になりやすい体質(循環 […]

「障害」の表現についてーーDSMによる精神科診断の問題

パニック障害という病名がありますが、普段の診療でこの病名を使って話す時、いくぶんかの躊躇や戸惑いを感じています。 「パニック」の表現は良いのですが、そこに「障害」が付くと、一生付きまとう障害と誤解されかねません。実際、「 […]

小学校入学というストレス

大人にとって、小学校への入学と聞くと、そのイメージは、ピカピカのランドセルであり、「友だち百人できるかな」と胸を膨らます元気な子どもでしょう。小学校に入学する子どもは、活気にあふれ、病気とは無縁のように思えます。 しかし […]

ビジネスマンと「発達障害」診断、「自己責任」

最近、このようなケースが時々あります。(下記は類似事例を複合させた架空のケースです) ある金融機関の支店長。入社30年になります。あちこちの支店を渡り歩きながら、たくさんの業務や顧客対応を経験し、年々変わりゆく金融関係の […]

広場恐怖と方言

前回、広場恐怖についてお話ししました。「広場」とは「ご近所」「なじみ」「安全」と感じられる空間の外、「赤の他人」が往き交う場所であり、その「広場」を怖れることは他人を怖れること、社会を怖れることにつながることがおわかりに […]