心療内科医としての師匠、本物の「先生」とは

小学生の頃、私は教師という仕事に憧れていました。勉強を教えるだけでなく、子どもの人格形成に関わる仕事は、とてもやり甲斐があると感じていました。それは今でも変わりありません。患者さんの回復・成長を見ているとこちらが元気をも […]

2017年新春ご挨拶

みなさま、明けましておめでとうございます。 今年は私の干支の酉年で、年男となりました。医者になるまで24年、医者になってから24年で、人生の半分を医者として働いてきたことになります。なんだか感慨深いものがあります。 30 […]

緩和ケアでの経験、「スピリチュアルケア」

重い病気に罹った人は、「なぜ?」「どうして?」「この私が(こんな病気になった)?」と、発病の「原因」「理由」を考え、私たち医療者に疑問を投げかけます。 私たち医療者が、そうした彼らの「なぜ?」という問いが何を問うているの […]

職場のメンタルヘルス、福祉国家

私は、育った家庭が貧しかったので、医者としては、最もアルバイト経験があると思います。 (現在、教育格差が叫ばれますが、それは昔からのことです。昔から医学部の学生はお金持ちの子どもが多かったのです。ただ、格差が年々拡大して […]

「おとなの発達障害」研究会

先日私は、臨床経験20年から30数年のベテラン精神科医が集まる研究会に参加しました。その会の中では私は最年少クラスでした。 会のテーマは「おとなの発達障害」。現在の精神科臨床のトピックの一つです。 講師は還暦を超えた児童 […]

「いじめの政治学」と「トリクルダウン」

いじめは3段階に変容する この人間社会における「いじめ」の病理、特に被害者の心理と集団力動について書かれた論文として、私が一推しにあげているのは精神科医中井久夫の論文「いじめの政治学」である(『アリアドネからの糸』所収、 […]

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