統合失調症の急性期への接近法

統合失調症の急性期に見られる、いわゆる精神病状態は、それを経験したり、その状態の人に接したりしたことがない人にはなかなかわからないものですが、壮絶な状態です。 その状態は、自分が何なのかどこにいるのかわからない、世界と自 […]

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緩和ケアでの経験、「スピリチュアルケア」

重い病気に罹った人は、「なぜ?」「どうして?」「この私が(こんな病気になった)?」と、発病の「原因」「理由」を考え、私たち医療者に疑問を投げかけます。 私たち医療者が、そうした彼らの「なぜ?」という問いが何を問うているの […]

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うつ病治療のヒントとしての「心のふるさと」

先日、小学校入学時のストレスついてお話ししました。 小学校への入学は大きなストレスになり得るのですが、この頃に健康であった人ならば、「楽しかった子ども時代」として振り返ることも多いでしょう。この頃に遊んだ場所や情景が「心 […]

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『寄生虫なき病』

『寄生虫なき病』(モイセズ・ベラスケス=マノフ著) この本は、臨床医学の現状に即しつつ、 基礎医学的知見に歴史や環境変化をからめた包括的な理論として、面白いです。この本の原題は、 「不在の病」 「不在という流行病、アレル […]

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『ギャンブル依存症サバイバル』 熊木徹夫

『ギャンブル依存症サバイバル』(熊木徹夫ら著、中外医薬社) この本には、やたらカネに関わる話が出てきます。生々しい具体的な金額も頻出します。ギャンブルの話だから当たり前ですが、特に依存症者の体験記にはカネの話がたくさん出 […]

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